2011年6月13日
栃木県 学習環境の大切さ 【勉強する気分になる5つのポイント】
こんにちは。
6月も半ばに入りまして、およそ1か月後には夏休みです。
お子さんの勉強も一段落し、お子さんに何が必要なのかを客観的に分析するには絶好の時期です。
・定期テストで成績が伸び悩んでいる。
・通知表がオール3で、勉強についていけてるのか不安だ。
・勉強をしなさいと言っても、いっこうに勉強をしている様子がない。
→ 夏休みは、遅れてしまった部分を挽回できる絶好の機会です。
そのために、まずは家庭での学習時間の確保が必要です。
しかし、勉強机に向かうと、眠くなってしまい、ついついうとうと。勉強どころではない、というお子さんも多いでしょう。
そこで、今回は学習環境について言及したいと思います。
お子さんが集中して学習に取り組むためには、第一に 【 勉強する気分になる環境 】 が必要です。
そのために、注意したいポイントを5つご紹介します。
【 勉強する気分になる環境のポイント 】
1、学習机では勉強以外はしない。
机でなかなか勉強する気分にならないお子さんには[学習机では勉強以外しない]というルールを作るのがベストです。
勉強部屋で漫画やテレビを見たりしていると、勉強していてもすぐにそちらに気が移ってしまいます。
[この部屋は○○をする部屋]というように決めて、メリハリをつけて学習してみましょう。
2、学習部屋に青系のものを取り入れる。
青は気持ちを落ち着ける効果がありますので、学習に集中して取り組めます。
模様替えをするときに、壁やカーテン、布団カバーなどに青系の色を取り入れてみてください。
3、学習机の椅子は固い材質のものにする。
座り心地を重視し、フカフカの椅子を選んではいませんか?これは、眠くなる原因になります。
固い材質の椅子だと、適度に筋肉に刺激が伝わるので、脳が刺激され集中力が高まります。
4、学習の合間には休憩時間をとる。
小学生(高学年)が集中力を発揮できる時間は45分間。中学生は50分間。高校生は60分間。
大人は90分間が限界といわれています。
つまり、学習を効率的に進めるためには、休憩時間をしっかりとることが大切なのです。
また、休憩時間には、[横になる][安静にする][雑談する]などして、脳をしっかり休ませ、疲労を回復させましょう。
本が好きなお子さんは、休憩中に好んで本を読みますが、脳が活発に活動するのであまり良くありません。
5、夜に学習する際には、部屋の灯りを暗くし、手元を明るくする。
夜に学習する際には、目が悪くならないようにと、部屋全体の灯りを明るくして、勉強することがありますが、
周りのものに気がとられて、集中力がなくなる原因になります。
夜に本を手元のライトだけで照らして読むと、集中して読めますよね。これと同じ原理です。
ただ、手元のライトだけで長時間勉強を続けると視力が低下してしまいますので、
あらかじめ時間を決めて、時間内で問題を解く訓練をするのもいいかと思います。
質の高い学習をするために、生活環境、学習環境を整えることから、始めてみると効果的です。
ぜひ試してみてください。
今後も学習方法のコツなどを紹介していく予定です。