教育プランナーブログ

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栃木県高校入試の傾向と対策、今回は 英語③英作文 の傾向と対策についてお伝えします。

英作文は苦手という人が多いのも事実ですが、対策は可能です。目をそむけずにチャレンジしてください。

 
平成22年度出題問題 英訳(部分・完全記述)2問、条件作文2問、テーマ作文1問
平成21年度出題問題 英訳(部分・完全記述)2問、条件作文2問、テーマ作文1問、整序結合(並替え文)1問
平成22年度出題問題 英訳(部分・完全記述)2問、条件作文2問、テーマ作文1問
平成23年度出題問題 英訳(部分・完全記述)2問、条件作文2問、テーマ作文1問、整序結合(並替え文)1問

 

<出題と傾向>
入試問題における大問[4]が英作文問題です。得点配分は

①「和文英訳」2点x2問=4点 ②「条件作文」3点x2問=6点 ③「テーマ作文」6点 の計16点。

 

<英作文のポイント>

・和文英訳
前後の文章の流れに沿った短文作成。文章を作成するというより慣用句を用いた解りやすい文での回答がベスト。生活の中で用いられる、ごくごく身近な文(言い回し)の回答が求められる為、教科書本文・例文等で覚えた文を思い返せれば問題ありません。
 

・条件作文
会話やメール文でのやり取り等に関する、口語型の条件作文。会話文特有の表現に対する文章理解と・答え方を覚えましょう。前後のやり取りから必要な内容を理解し、簡潔に回答できるよう、会話の読解等で学んだ表現方法で回答しましょう。
 

・テーマ作文
与えられたテーマに基づいて、「3文以上」(ピリオドが三つ以上ある文)の英文で回答する問題。例年、必ず[4]の③で出題されます。6点配分の英作文。自身の意見を問う問題なだけに、「I  think~」(私は~と思う)を使った文章(これで1行作成で部分点ゲット)を作成できるようにし、残り2行で自身の意見を短くまとめられれば点数はしっかり得る事が出来ます。

 

・整序結合
並び替え文です。文全体の並び替えか、主語を除いた文の並び替えか、疑問文なのか等、問題文の把握をまず行い、適切な順で並べましょう。記号順で並び替える場合や、単語を抜き出して回答する場合があります。単語抜き出し型の場合は、文の頭の大文字小文字のミス、文末のピリオドや「?」等の記号の書きミスが無い様に注意しましょう。

 

<英作文まとめ>
全体の点数の中では16点と低めに配分されています。
問題を良く分析すると出題傾向は「お約束」の部類であり、かつ長文や複雑な文章をもとめる回答ではなく、基礎的な文章で回答できるので、しっかり日々の勉強を行っていれば身構えずに取り組む事が出来るのが栃木県の英作文の特徴といえます。
教科書等の基本的な表現を利用し、身近な内容を英語で答えられれば点数に結びつけることができます。英会話で第三者に説明する際にどう話すか等の表現を理解し、英会話が得意な人は積極的に問題を解いてみましょう。英作文として難しくとらえるよりも、前述の様に会話での繋がり、簡単な表現を基本通りに伝えられるかが問題のポイントです。
積極的に英語で表現しようとすれば、学校や生活の中で対策は身につきます。恐れずに英語に立ち向かって行きましょう。

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