2011年9月24日
栃木県高校入試 社会①歴史の傾向と対策
栃木県高校入試の傾向と対策、今回は社会の歴史分野についてご紹介します。
◆社会の試験の構成
1.3分野(歴史・地理・公民)基本問題 [8問]
2.3分野基本問題 [5問]
3.日本地理・地図 [5問]
4.世界地理 [5問]
5.日本の歴史(~江戸時代まで) [5問]
6.日本の歴史(明治以降) [5問]
7.公民(憲法・国会) [4問]
8.公民(経済・社会保障・国際) [6問]
※過去3年調べです。問題数は前後する可能性がありますが、
出題が例年通りの場合は、今年もこのような順番での出題が予想されます。
◆歴史の対策
教科書の単元でいうと、
文明の起こり~貴族社会/武家社会とアジア/世界の動きと天下統一/江戸時代とヨーロッパの近代化/近代日本の歩み/2つの世界大戦と日本/現代の世界と日本 からの出題です。
●大問5番
出題形式…選択式と記述式
傾向…毎年、あるテーマが与えられ、それに関する史跡などが箇条書きで示されます。
昨年は栃木県にまつわる史跡の問題、平成17年度は愛知万博に関する問題が出題されました。
対策…その年度の出来事に関係する問題が出題される傾向にあります。
日頃から新聞の一面に目を通し、ニュースで気になったことを図書館で調べるなどをしておくといいでしょう。
あるキーワードに対して、現代の出来事と歴史上の出来事をつなぎ合わせることが出来れば、
歴史が単なる暗記教科という認識もなくなり、歴史の勉強が面白くなります。
●大問6番
出題形式…選択式と記述式
傾向…歴史的な出来事が起きた時代背景と、同時期に起きた出来事などが出題されます。
たとえば、[日中戦争と太平洋戦争の間の期間に、日本で起きた出来事はどれですか]というような問題です。
対策…以前も紹介した[オリジナル年表]を作成することをお勧めします。
日本もしくは諸外国で歴史的な事件が起こった際の、各国の時代背景や文化を併せて覚えましょう。
横(時間軸)のつながりも大切ですが、縦(国ごと)のつながりも重要です。
宇都宮校