2013年10月18日
栃木県 中学入試の傾向と対策 ~算数編~
こんにちは。
今日は、栃木県内の中学受験対策の算数についてお話します。
中学入試の全国難関校等は、テレビや雑誌でも取り上げられるような
算数の知識以上の知識とひらめきが要求される「難問」が多くあります。
中学受験の算数はそのレベルを求められると身構える方々が多いのですが、
「栃木県」における中学入試においては、前述のような「難問・奇問」は少なく、
基本を中心としたバランスの良い問題を各学校で出題されます。
かといって、簡単な問題ばかりというわけではありません。
小学校で習う「基本知識」を基にした、応用文章題どの学校でも必ず入れ込んでいます。
問題総数も20~25問前後で作られるところが多く、計算、文章題、図形問題等、バランス良く出されます。
故に栃木県内の中学受験に関しては
『基礎をおろそかにしない!』 『問題量に対した適切な時間配分』
が、入試算数の必須条件です。
受験勉強として超難関校の難問奇問にばかり時間を割くことで、基本問題をおろそかにしていてはいけません。
前述の通り、文章応用題もしっかり出されますので、計算だけといったような問題編成はありません。
その学校ごとでの問題数や、配点、文章題・図形題・特殊算題等に関しての傾向は
過去問を行うことで見えるはずですので、過去問での問題系統の分析を事前に行い、
入試直前の最終チェックで各単元毎に漏れが無いか確かめてください。
落ち着いてしっかり自信を持って臨めば、算数入試は勉強通りの高得点を期待できるはずです。
しっかり最後の追い込みを行ってください。
ちなみに、栃木の入試は早く「年内」に終わるところが多いため、合格をもらってから入学まで日があります。
ゆえに親御さんは『合格してから』もそろそろ視野に入れてください。
首都圏受験は1月からが本番です。栃木県内での受験と県外受験では、受験対策の終了時期が違います。
合格したら今後の対策に関してはどうするか?
「もう勉強はしなくていい、好きなだけゲームしていいよ」
という家庭は少ないと思います。が、具体的に何をしているかと言えば、
「首都圏難関校を受けてみようか」
あるいは
「入試対策で買った本の「難関校対策」や「小学校の復習」で、小学校の総まとめをしっかりやろう」
という「小学校の勉強を完全に行う」方針の家庭や塾が県内はまだまだ多くいらっしゃいます。
通っている塾でも「非受験」の生徒に合わせるため、また終わっていない「首都圏受験」に合わせる為、
「小学校の復習」に力を入れるところが多いことも事実です。
しかし、これからの中学生活は「算数」ではなく「数学」に勉強はシフトしていきます。
受験で頑張ったから息抜きを、また、今までの抜けの総復習を だけでなく、
入学までに「中学の勉強対策」を早めに行うことで、小学校で「難問」とされていた問題もごく簡単に解く事が出来るようになります。
今までの復習だけでなく、これからの中学生活に向けた予習で中学の春からロケットスタートが切れるように、
周りに合わせる勉強ではなく、これからの自分の進路に合わせた「自分自身に必要な勉強」を行う事、
生徒個人個人に合わせたカリキュラム作成からの勉強を行う事を「合格したからこそ」お勧めいたします。
では、塾でも、学校でも、親も教えてくれない まだ数か月先からの教科書も無い「数学」の勉強をどうやればいいのか?
そういった時こそ『家庭教師のトライ』が実力を発揮します。
最後の追い込みに家庭教師だけでなく、『合格したからこそ』の家庭教師も是非ご検討ください。