2011年7月7日
『青森県 高校1年生の7月模試は要チェック』
高校1年生が受ける模試の中で、7月の進研模試は特に重要な意味を持ちます。
公立高校の生徒を中心に、全国で45万人前後が受験する模試です。
結果表には、校内・県内・全国での順位と偏差値が教科別に算出されます。
現時点での自分の位置を把握することができ、夏に向けた学習の指針ともなります。
模試といってもさまざまな種類があります。
前述した進研模試に加え、大手予備校が開催する模試もあります。
いずれの模試も、高1~高2の秋頃までは3教科を受けることになります。
試験形式はすべて記述形式ですが、問題の難易度や配点は模試ごとに異なります。
模試は定期テストに比べ、範囲が広くなり、得点しづらくなる傾向があります。
また高校ごとに授業進度や使用するテキストが異なるため、
習っていない事柄が出題されることもあります。
しかし、だからこそ、大学入試本番に向けた予行演習ができるのです。
また模試の結果表には志望校判定※がでます。
これはA判定だから合格できるとか、E判定だから志望校を変えなければらないとか
そういう見方をするものではありません。
あくまでも『現時点での目安』という認識で見るようにしてください。
※進研模試は高校2年生から。
「同じ志望校を目指す生徒の中で、自分が現在どの位置にいるのか」
「苦手分野はどこで、得点が伸び悩んでいる単元はどこなのか」
「時間配分はうまくいっているのかどうか」など、
志望校判定以外にも、多くの情報を模試から得ることができます。
高校によっては、模試への参加が希望者のみとなるケースも多いようですが
できるだけ多くの模試を受けることをお勧めします。
そのような模試は、土日祝日に実施されることもあり、体力的にも大変ですが、
必ずそれ以上の価値がありますよ。