2011年8月25日
『青森県 高校1年生が文理選択で気をつけるべきこと』
高校によって若干時期のズレはありますが、文理選択が行われているようです。
文理選択とは、主に普通科高校における2年生以降のカリキュラム選択、科目選択のことです。
現在はまだ『仮決定』というところも多いようですが、大学進学などの進路を決定をする上で
重要な選択となりますので、以下のポイントに注意しながら、慎重に行うようにしてください。
○ 好き・嫌い、得意・不得意だけではなく、将来のことを考えて選択する
→ 英語が好きだから文系に、理科が好きだから理系に、ということではなく
将来は経済学を学びたいから文系に、エンジニアになりたいから理系に、
という風に具体的なビジョンを持って、文理選択することが望ましいでしょう。
○ 迷ったら理系、という選択はしないこと
→ 履修科目と受験科目・範囲の関係で、文系を選ぶとほぼ文系の学部しか受けられません。
しかし、理系を選んでおいて、最終的に文系の学部を受ける『文転』ということをする受験生も
毎年少なからずいるのも、また事実です。
しかし学校の定期テストと受験科目の不一致による、勉強の非効率化を招くため
あまりオススメできません。あくまでも最終手段、という位置づけです。
○ 地歴・公民と理科の選択は受験科目を大いに考慮すること
→ 例えば、大学や学部によって、地理での受験はできないというところもあります。
あるいは物理が必修で、あとは化学と生物から選択するという学部もあります。
気をつけないと、志望校や志望学部を変えざるを得ない状況に追い込まれる可能性もあります。
文理選択は、単にカリキュラムや勉強する科目を選ぶためのものではありません。
志望校や志望学部、ならびに将来の方向性を決めていくためのステップとも言えるのです。
重要な選択になりますので、是非たくさんお調べ頂き、たくさん話しあってください。
トライでは、ご入会の有無に関わらず情報の提供やアドバイスにはいつでもご協力致します。