2011年10月6日
『青森県 高校入試 国語④作文 傾向と対策』
◇作文
1. 出題傾向
前期選抜の第七問において出題されている。
作文形式は、課題文を読んで自分の意見や考え、
その理由などを150字~200字以内で書くというものである。
2段落構成で書く形式でほぼ固定されているため、書きやすいのではないだろうか。
【平成23年度】
『日本の言葉~方言と共通語~』に関する文章やグラフを見て
第一段落にあなたが気づいたことを、第二段落に自分の意見を書きなさい。
【平成22年度】
『チンパンジーに見る助け合い行動』に関する文章を読んで
第一段落にあなたが注目したことを、第二段落に自分の意見を書きなさい。
【平成21年度】
『家事のルールについて実施した日米の高校生を対象としたアンケート』に関する文章やグラフを見て
第一段落に自分の意見を、第二段落にその理由を書きなさい。
2. 来年度の予想
同様の形式、制限字数での出題が予想される。
出題テーマについては、何が出題されるか予想するのは難しい。
課題文の文章量はさまざまで、グラフや表が入ることも予想される。
3. 対策
作文を書く練習のほかに、文章を読解したり、グラフや表から情報を読み取ったりする力も必要である。
入試の過去問題などを使って十分に練習すると良いだろう。
もちろん、原稿用紙の正しい使い方を身につけていることが、前提条件であることを忘れないようにしたい。