2013年8月23日
『青森県 高校入試 国語編 ~長文読解分野~』
公立高校入試の国語で最も配点が大きい分野が、長文読解分野です。
例年、文学的文章と説明的文章が出題されています。
文学的文章とは一般的に小説を題材にした長文読解問題です。
文章自体はストーリー仕立てになっていますので読みやすいのですが
登場人物の心情や心理を描写する問題の難易度は高く、
『読みやすいが解きにくい』というタイプの問題であると言えます。
登場人物のセリフや行動などを細かくチェックすることで
選択肢問題だけではなく、記述問題にも対応できるようになります。
普段から小説を読む習慣があれば、解答のスピードアップにもつながりますので
積極的にチャレンジしてほしいと思います。
文学的文章とは対照的に、説明的文章は読みにくい部分があります。
文章のテーマは、工業化、環境問題、伝統・文化など多岐にわたり
予備知識がない状態で読むと、内容理解が難しいかもしれません。
説明的文章の対策としては新聞やニュースを見たり、
さまざまな社会問題について調べてみたりしてできるだけ予備知識を持つようにしてください。
解答に関係するのはあくまでも作者の意見ですが、
テーマに関する予備知識があれば、文章の全体像も見えやすいと思います。