2015年6月30日
青森県 易化傾向? 県立高校入学者選抜学力検査のこと②
とうとう東北も梅雨の時期に入りました。
これからジメジメとした日々が続きます。
勉強をしているとじんわり汗をかいた腕にプリントが張り付きますよね…
さて、今回も県立高校入学者選抜学力検査(以下、高校入試)についての話題です。
昨年度の高校入試の平均点が何点だったかご存知でしょうか?
H27 国語:63.2 社会:62.8 数学:56.8 理科:63.7 英語:61.9 合計308.4
では、過去五年間の平均点はどうだったのでしょうか?
H26 国語:67.7 社会:52.2 数学:52.5 理科:58.0 英語:61.5 合計291.9
H25 国語:57.9 社会:62.5 数学:53.0 理科:54.5 英語:54.7 合計282.6
H24 国語:64.5 社会:61.8 数学:55.9 理科:55.9 英語:58.1 合計296.2
H23 国語:56.1 社会:58.3 数学:52.6 理科:58.2 英語:62.3 合計287.5
H22 国語:55.4 社会:60.7 数学:52.2 理科:45.0 英語:50.9 合計264.2
過去五年間と比較してみると、H27の社会・数学・理科の平均点が最も高い点数でした。
特に数学は基礎・基本的な問題が多く、満点の生徒が57人もいたほどでした。
また、社会は取っつきやすい問題が多く、理科も平均点が久しぶりに60点オーバーになるなど
解きやすい印象でした。
このように全体的に易化傾向にあるのが現在の高校入試です。
しかし、そこで安心しないでください!
簡単になってきたということは一問一問のミスが命取りになるということでもあります。
ケアレスミスをよくしてしまうという方は、日ごろから繰り返し解き直し、
自分自身のミスする傾向をつかみ、
意識的に「こんなミスをしないようにしよう」と考えながら解いていきましょう!