教育プランナーブログ

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先日、高2の生徒の面談をしていて以下のような質問をされました。

「学校の先生に『ひとまず志望校を決めろ』って言われたんだけど、どうやって決めればいいか分からない。」

青森県の場合、高校受験においては自分自身の成績と照らし合わせて志望校を決めていくことになりますが、

大学受験においては選択肢は全国に広がるため、確かに困ってしまうとは思います。

今回は「志望校の選び方」について述べさせてもらいたいと思います。

まず、志望校選びのポイントはいくつかありますが、1番は『何を学びたいか』ということでしょう。

高校までの勉強と違い、大学での勉強は、ある程度自分の意思で決めることができます。

学びたい内容がないと、大学生活の魅力が半減すると言っても過言ではありません。

『興味があるから』、『将来つきたい職業に必要だから』、『就職に有利だから』。

学部選択にはさまざまな理由があります。

ただ、志望校を選ぶときには『学部』だけではなく、その学部で学びたい内容まで調べておくとよいでしょう。

例えば、

法律を学びたいという気持ちがあるなら、法曹界に進むために六法を中心に学びたいのか、

国際関係や国際法を学びたいのか、政治学や行政法を学びたいのかを考える、ということです。

もちろん、法学部ではこれらを広く学ぶことができますが、すべてを専攻することはできません。

自分自身の興味のあることを専攻科目として選んでも良し、将来を見据えて選んでも良し。

大学入学後に心変わりをして、別の科目を選考しても良いのです。

例えばトライさんの場合、歴史が好きで大学には人文学系の学部に進学しました。

ただ、大学1~2年のあいだに歴史を勉強していった結果、現代史(第二次大戦以降)が面白くなってきました。

特に、「各国の指導者がどういった観点で国の舵取りをしていったのか」という部分に面白さを感じ、

結果、政治学を専攻することになったのです。

「その学部ではどんなことが勉強できるのか」ということに注目して大学のHPやパンフレットなどを

閲覧していけば、自然と興味がわいてくる部分があるはずです。

そこから、同じような内容を学べる学部に絞り込んでいきましょう。

そうすると、いつの間にやら志望校が決定できているはずです。

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