2020年11月6日
高校入試社会①(地理分野)の対策ポイント
皆さん、こんにちは。
前回までの記事では、高校入試理科について分野別の対策ポイントについて紹介してきました。
今回からは高校入試社会に関して5回連続で分野別の対策ポイントと勉強のやり方についてご紹介したいと思います。
今回はまず、地理分野の対策ポイントについて記載します。
是非参考にして、受験対策にお役立てください。
【日本国内の産業(工業・商業・農業)】
地域別の工業製品や農産物の生産量やその特徴について、図表から読み取る問題が頻出です。
ある程度の暗記は必要となりますが、それ以上に図表やグラフを読み取って内容をわかりやすく説明する力が求められます。
特に三大工業地帯(中京工業地帯・京浜工業地帯・阪神工業地帯)の生産額、工業種別、特徴についてはしっかりとチェックしておきましょう。
また地方の伝統工芸品や特産物についても、できる限り覚えておくと得点の上乗せに繋がると思います。
【世界の諸地域の気候・地形・産業】
ヨーロッパ、南北アメリカ、アフリカ、オセアニア等、世界各地の気候帯、あるいは地形や産業、文化については必ず出題されるところです。
範囲が広く、出題部分を予想するのは不可能なので全体的な対策が必要となります。
北半球と南半球、赤道付近とそれ以外の気候の違いから、どのような産業・文化の違いが生まれているか、あらかじめ想定される問題について説明できるようにしておくと良いと思います。