2011年5月2日
福島県 数学の学習方法
新中学生や新高校生の皆さん、
新しい学習内容や環境には慣れましたか?
学習内容のレベルが今までとは違い、戸惑いもあるかと思います。
特に数学では、学年が上がるたびに違う教科と感じるほど戸惑う方もいるようです。
トライの生徒さんでも、数学を中心に学習する方が多いように思います。
数学が苦手と感じる方に多いのが、「公式を一生懸命丸暗記しようとする」ということです。
公式を丸暗記する前に、まずは自分で答えや公式を導きだすことにチャレンジしてみましょう。
「なぜそのような答えになるのか」
「なぜこの答えを出すのにこの公式を使うのか」
ということを自分なりに考えてみます。
その上で、もう一度教科書や参考書を開き、公式の定義や意味を確認します。
自分で考えたことと同じでも、あるいは全く違っても
一度自分で考えてから確認すると、丸暗記するよりもずっと理解が深まります。
公式を自分なりに理解した上で基本問題を繰り返し解くことで、公式が自然と身についていきます。
同時に計算のスピードも少しずつ上がっていきます。
難しい問題にぶつかった時も、まずはじっくりと考え、
それでも分からないときは先生に質問して、必ず解決するようにしましょう。
数学の学習に入る前に、簡単な算数の計算問題をたくさん解いて、ウォーミングアップするのも良いと思います。
小学校の算数や中学の数学、そして高校の数学も、他の教科と同様に「考える学問」です。
学年が上がり難易度が上がっても、丸暗記に頼ることなく、しっかりと考えて学習するように心がけましょう。