2014年12月18日
岡山県 「教えて!トライさん」冬休みの勉強法(中学受験生)
岡山県のみなさん、こんにちは!
受験が近づいて、焦っている方も多いと思います。
そこで今回から、「教えて!トライさん」冬休みの勉強法についてお伝えしていきたいと思います。
今回は「中学受験編」です!
中でも、多くの方がつまづく算数についてご案内していきます!
生徒さんが口をそろえて言うのが、「文章題が解けない」ということです。
文章題が解けないのは、何が原因なのでしょうか?
・何を聞かれているか分からない
・どの公式を使ったらいいかわからない
・式が作れない
という3つの段階に原因があることが分かります。
これらすべてを解決するために必要なことは、大きくまとめると類題演習に集約されます。
では、それぞれどこに着目して演習していけばよいのかを見ていきましょう。
・何を聞かれているのかわからない
⇒ 問題文を声に出して読み、与えられた数値を書きだそう!
まず算数の文章題を解くときに、問題文を読まず、いきなり問をみていないかを確認しましょう。
読んでいるつもりでも読み飛ばしていることも多くあります。
時間が無くて焦る気持ちもあると思いますが問題文はきちんと読みましょう。
そうすれば問われているものは、「~を求めなさい」や「~はいくらですか」のように
必ず文中に書かれています。
・どの公式を使ったらいいかわからない
⇒キーワードに着目しよう!
公式を使う際に、和差算を使うのか旅人算を使うのかなど、
どの公式を使えばいいのかわからない場合はまずキーワードを探しましょう!
例えば入試過去問に慣れた人は、
「池の周りを・・・」と見ただけで「あ、旅人算か植木算だ」とピンときます。
「容器に水を・・・」と見ただけで「体積とグラフか仕事算ね」とピンときます。
そうすれば、使う公式は2つか3つに絞られます。
旅人算の「出会い」なのか「追い越し」なのかは、後の文章を読んでいけば分かります。
・式が作れない
⇒公式の意味を理解しよう!
例えば旅人算の公式で「出会うまでの時間=2地点の距離÷速さの和」という公式があります。
ただし問題で出されるときに「A君とB君の距離が2kmあり、A君とB君の速さの和は200m/sです」
という提示のされ方はしません。
なので、2地点の距離とは何なのか、速さの和とはどういうことなのかをきちんと理解する必要があります。
実はここが一番大切なポイントで、自分ひとりで理解することは難しい分野になります。
きちんと自分の現状を把握して、それにあった問題解決法を行っていきましょう!