2024年2月
2024年2月23日
岡山県立中学入試について
みなさんこんにちは。
今日は、先月1月6日にあった、岡山県立中学入試についてです。
下の票は、今年度の倍率も入れて、過去3年間の倍率を並べたものです。
学校名 | 募集定員 | 令和5年度 | 令和4年度 | 令和3年度 | |
県立岡山操山中学校 | 120 | 2.9 | 2.9 | 3.1 | |
県立倉敷天城中学校 | 120 | 2.3 | 2.7 | 2.8 | |
県立津山中学校 | 80 | 2.2 | 1.9 | 1.9 | |
県立岡山大安寺中等教育学校 | 160 | 3.0 | 3.0 | 3.2 |
倍率が過去最低になったというニュースが出ていましたが、学校ごとに見てみると、そこまで変化がないことがわかります。今5年生のみなさんは、4月から6年生になり、受験を強く意識する年になるかもしれません。
岡山県の適正問題は、考え方を説明させる問題が多いです。
2.ふたのない空き缶の中に木を入れて燃やします。図1のように側面の穴の位置だけちがう2種類の空き缶を用意し、空き缶に入れる木の入れ方を変えるとき、木が最も勢いよく燃える組み合わせになるように、図1の①、②と、図2のア、イからそれぞれ1つずつ選びましょう。また、その組み合わせが最も勢いよく燃えると考えた理由を、「空気」という言葉を使って説明しましょう。
上記は、今年度出題された適正Ⅰの問題ですが、このように答えを書くだけでなく、まぜそうなったか、自分の考えを書かせる問題になっています。「考えを書く」ということは、一朝一夕にはできるようになりません。日頃から、自分の考えを文章にする練習をしておきましょう。
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2024年2月16日
2024年春! 学年別フルラインナップキャンペーン受付中!
春は、新学年に向けた準備期間として非常に大切な時期です。
トライではこの春、お子さまの学年別にキャンペーンをご用意しております。
新学年の準備を始めるならぜひこの機会にトライのマンツーマン指導をお試しください。
◇ 小学生◇ 4月から新小1~6年生の方
◇受験生◇ 4月から新中3・新高3年生の方
◇ 新1・2年生◇ 4月から新中1・2、新高1・2年生の方
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2024年2月10日
2025共通テストの変更点【国語】【数学】
2025共通テスト(現・高2生が来年度受けることになる共通テスト)から、新課程での出題となります。
今回は、国語と数学の変更点についてです。
【国語】 ⇒ 資料読解という新たな大問が追加される
◆試験時間:90分
「資料読解」の配点は20点と決して高くはありませんが、問題数が増えること、時間が増えることなど全体的に影響があり、時間配分の戦略を修正する必要があると言えます。
最近では小論文でも資料読解の問題が出題されることが増えていますので、資料読解の対策が必要です。
【数学IA】 ⇒ 選択問題が無くなり、確率と図形が必答になる
◆試験時間:70分
選択問題がなくなり全問必答となります。
伴い、確率と図形が必答になりますが、整数問題は出題されなくなります。
※難関大学の個別試験で出題される可能性はあり
「期待値」「外れ値」などが新課程にあわせて学習内容に追加されます。
【数学ⅡB】 ⇒ 数学ⅡBCになり、出題範囲・大問数・試験時間が変更になる
◆試験時間:70分
数学ⅡBは数学ⅡBCとなり、出題範囲、大問数、試験時間すべてが変更になります。
大問数が2つ増えて、後半は4問から3問を選ぶという形式になります。
※数学B「数列」、 数学B「統計的な推測」、数学C「ベクトル」、数学C「平面上の曲線と複素数平面」の4問から3問選択
今まであまり選択者がいなかった「統計的な推測」も十分選択肢になりますので、注意しておきましょう。
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2024年2月2日
2024年度共通テスト概況
みなさん、こんにちは。
今回は2024年1月13日(土)・14日(日)に実施された、2024年度共通テストの概況をお届けします。現在高2・高1の方は、傾向等を踏まえて今後の学習を進めるようにしてください
今年度は、文系理系ともに“傾向が落ち着いた”年でした。
「知識を前提に、文章や資料(実験データ)から考察力を問う問題」が中心であることは昨年度から変わらず、過去3年間の出題傾向をもとに対策すると功を奏した生徒が多かったのではないかと思われます。
しかし、英語リーディングでは難化が続き、さらに文章量が増える傾向があるなど、より「専門的な対策」が必要であることも明確になりました。
次回より新課程となるため、来年度2025年から共通テストが大幅に変更されます。特に変更後に入試を迎える新高3生については、これまでの「共通テストの傾向」を踏まえつつ、変更した入試に向けた対策の取り入れ方が重要となります。
【新高3生の皆さん】
・英語リーディングが難しくなっているので、春休みや夏休みも使って、速く読む訓練も進めましょう。
・思考する力や、文章やグラフを読み取る力が求められているので、こうした実戦力を身に着けていくようにしましょう。
・来年度より、国語は資料読解が追加、数学も設問が追加されます。制限時間も長くなったりするので、入試変更ポイントをぜひ確認しておいてください。
1 全体概況
◇“知識を前提に、文章・資料の考察力を問う”という共通テストの狙いは維持
◇数学はⅠA・ⅡBともに計算量は減少したものの、時間制約が厳しい状況は変わらず
◇難化の続いてきた生物が易化し、理科科目の難易度の大幅な差が是正された
2 難易度評価(昨年度と比較)
3 理科・社会の難易度や内容の振り返り
◇物理:定義・法則の理解を大事にしよう
◇化学:「教科書の知識」と「問題文の情報」から判断しよう
◇生物:教科書レベルの知識と基本実験の理解がカギ
◇日本史B:年代や前後のつながりを意識した学習を!
◇世界史B:資料の量に惑わされずに素早く判断!
◇地理B:基礎知識をもとに資料を正しく読み解こう!
◇現代社会:過去問や模擬試験で多様な設問形式に慣れよう
◇倫理,政治・経済:多様な資料を解釈し、思考する力が問われる
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