2011年5月14日
『青森県 公立高校入試への対策』
最近、書店やコンビニなどで「○○の謎」や「○○の秘密」、「○○の真実」など、
身近なことやちょっとしたことに疑問を投げかけ、解説する本を見かけます。
安価な値段とタイトルに惹かれ、思わず手にとってしまいます。
この本のように、身近なことに疑問を持つということは、学ぶことの第一歩でもあります。
また、中学生が学校で勉強する内容の多くは、身の回りのことに置き換えることができます。
毎年、高校の入試問題を確認するのですが、
平成23年度の青森県公立高校入試を見ても、ほとんどの問題が身近な疑問からの発展であったり、
身の回りのことに置き換えることができるものです。
以下にいくつか、例をあげてみます。
大問1 問4 2つの前線を持つ低気圧を表した天気図について
→「ニュースや新聞で見る天気図をもう少し分かるようになりたいな」
→「『気圧が低くなると頭が痛くなる』って言う人がいるけど、そのあと雨が降るのはなぜ?」
大問1 問1 容器の中にブザーを入れ、空気を抜いていくとどのようになるか
→「ニュースで宇宙遊泳の様子が出ていたけど、宇宙空間で音が聞こえないのはなぜ?」
大問2 問3 地球の磁界と方位磁針について
→「山登りが好きな人がコンパス見せてくれたけど、なぜ正確に北を指すのかな?」
大問3 人の消化器官と栄養素について
→「雑誌に炭水化物の取り過ぎは太ると書いてあったけど、どうして?」
大問5 天体観測の結果についてと、それに付随する天体について
→「季節によって見える星座が違うのはなぜ?」
このように、中学校の授業で習う理科や地理の分野は、
普段の生活に置き換えて考えることができます。
学校の授業や自宅学習においてはもちろんのこと、
日常の生活においても「なぜ?」という疑問を持つようにしてみてください。
また、学習した内容を普段の生活に置き換えて考えてみましょう。
疑問を持ち、考え、納得することで、自然と学力が向上していくのを実感できますよ。
これからも、青森県公立高校入試を含め、学習に関するさまざまな話題について書いていきたいと思います。
次回の更新も、是非ごらんください。