教育プランナーブログ

各都道府県の経験豊富な教育プランナーが最新の教育情報や
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『聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥』ということわざがあります。

国公立大学難関私立大学を志望する受験生を担当していると、

この言葉の大切さを痛感することが多くあります。

 

・成績が伸び悩み、模試の判定はいつまで経ってもE判定

・親が、塾への通学や家庭教師の指導を勧めても、自分1人の力でできると拒否

・評判のいい問題集や有名な参考書を多く持っているが、継続的に使用していない

・大学受験に対して根拠のない自信があり、楽観的な予測を立てている

 

通っている高校が進学校であればあるほど、このようなケースは増加する傾向にあり、

特に、中学生当時の成績が抜群に良く、挫折感を感じたことがない方が陥りやすいように思います。

「高校受験で志望校に合格した」という経験からくる、自らの力に対する過信や

高校受験後の燃え尽き症候群など、さまざまな原因があると思います。

 

トライの家庭教師の方々と話していると、

中学生の時や、高校生の時の勉強方法や様子を聞く機会があります。

興味深いのは、弘前大学をはじめ、北海道大学東北大学などの国公立大学

早稲田大学中央大学明治大学などの難関私立大学出身の家庭教師の方は

「わからない問題はすぐに聞いた」と言う方がほとんどだということです。

 

学校にいる時は授業前、授業中、授業後、放課後などさまざまなタイミングで

学校の先生、友人、部活の先輩などに質問しているケースが目立ちます。

「そんなこともわからないの?」「こんな簡単な問題もできなかったの?」

言われることもあったかもしれません。

 

しかし、わからない問題をリアルタイムで解決し、理解することを継続できれば

当然、学力と成績は飛躍的に向上します。

人によっては、「恥を承知で人に教えを請うこと」は難しいことかもしれませんが

一歩踏み出す勇気を持てば、半年後~1年後には劇的な成績アップが見込めます。

 

自分1人で勉強していくことは大切なことですが、人の意見を素直に聞き

継続してコツコツ努力を続けようとすることも非常に大切です。

前回の更新でも紹介した、将棋の羽生名人の言葉で印象的なものがありますので、ご紹介します。

 

三流は人の話を聞かない。

二流は人の話を聞く。
一流は人の話を聞いて実行する。

超一流は人の話を聞いて工夫する。  【将棋棋士 羽生善治】

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