2011年9月13日
『青森県 高校入試 数学②関数 傾向と対策』
◇関数
1. 出題傾向
第一問の小問集合において1問程度と、第四問において2次関数が出題されることが多いです。
特に第四問は1次関数との融合問題が出題されることも多いため、応用力が必要となります。
ただ全体的な難易度としては基礎レベルから標準レベルの問題も含まれています。
出題分野が広範囲に及ぶため、関数分野全体の配点は20点程度。
上位校を目指すなら、是非とも全問正解を目指しておきたい分野です。
2. 来年度の予想
例年通りの出題形式、設問数、問題の難易度が予想され、
来年度入試においても、2次関数を軸とした大問構成となると思われます。
第一問の小問集合では、比例・反比例、1次関数の定義域や値域に関する問題も考えられます。
グラフから関数の式を読み取る問題やグラフ同士の交点を求める問題も頻出です。
3. 対策
自主学習の中で、できるだけグラフを描き、そして読み取る練習をしてほしいと思います。
また細かい計算力も必要とされる分野ですので、正確な計算力を身につけるためにも、普段の学習から意識して取り組みましょう。
傾きや切片の求め方、交点の求め方、定義域や値域の求め方など基礎レベルの問題は
教科書の問題を解くことで身についていきます。
もし1次関数でつまずいているのなら、比例・反比例の単元まで戻って復習をするなど、根本的な苦手克服を目指しましょう。