教育プランナーブログ

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◇物理分野

1. 出題傾向

例年、第二問と第六問において出題されている。

第二問は小問集合で構成されており、出題単元もさまざまだが基本問題も多い。 

第六問は、基礎・標準レベル~応用レベルまでの問題が実験を通して出題されている。

 

出題分野だが、非常に多岐にわたっている。

例えば昨年度は、第二問で『光と音』から2問、『電流と磁界』から2問

第六問は『運動とエネルギー』から、台車と記録タイマーを使った問題が5問出題された。

また、一昨年度は第二問で『力のはたらき』から2問、『電流と磁界』から2問

第六問は『光と音』から、鏡を用いた光の反射についての問題が5問出題された。

※一昨年度第二問において『電流と磁界』から出題されたのは『電力に関する問題』

 

2. 来年度の予想

前述の単元はすべて出題されることが予想される。

どの単元が第六問で出題されるかはわからないが、

直列回路と並列回路において、『オームの法則』を使って数値を求める問題が

出題される可能性が高いように思う。

  

3. 対策

小問集合において出題される問題は基礎的なものが中心となるが

以下のような説明問題も出題されるため、基礎知識を理解しながらも

制限字数内で自分の考えをまとめる練習も必須である。

  

平成22年度 前期選抜 第二問 (2)

家庭でたくさんの電気器具を同時に使うと危険である。

その理由を並列、電流の二つの語を用いて書きなさい。

 

【解答例】

電気器具がすべて並列につながっていて、大きな電流が流れるから。

※抵抗を並列につなぐと、回路全体の抵抗は1の時よりも小さくなるため

 大きな電流が流れるのである。

  

また、作図問題もよく出題されるため、過去問を数年分解くなどして

しっかりと準備しておいてほしい。

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