教育プランナーブログ

各都道府県の経験豊富な教育プランナーが最新の教育情報や
お子さまの目標達成をサポートする情報を発信いたします。



◇経済

1. 出題傾向

経済分野は、例年、第六問において出題される。

設問数は年度によって5~7問程度とバラつきがある。

年度別の出題テーマについては、以下のとおりである。

 

【平成23年度入試】 ・・・ 需要量と供給量、金融政策、銀行などについて

【平成22年度入試】 ・・・ 財政、株式会社、女性の社会進出などについて

【平成21年度入試】 ・・・ 国民生活と経済、農産物の自給率などについて

 

他の分野と同じように説明問題も出題されるが、用語の記述問題がやや多い印象。

難易度はそれほど高くなく、教科書の太字がメインで出題される傾向が強い。

 

【平成23年度 第六問】

問2

製品の欠陥により消費者が被害を受けた場合、たとえ企業に過失がなくても、

製造者である企業に被害の救済を義務づける法律が定められている。

この法律名を書きなさい。

 

問3

所得税には、所得が多くなればなるほど税率を高くする方法がとられている。

この方法を何というか、書きなさい。

 

【解答】

問2  製造物責任法(PL法)

問3  累進課税

 

2. 来年度の予想

例年通り、第六問において出題されることが予想される。

また昨年度から新設された、第七問の3分野融合問題において出題されるかもしれない。

インフレーションやデフレーションなど景気変動は頻出で、来年度も出題が予想される。

また地方財政についても要チェックである。

グラフや表を見て、財政状況について情報を読み取ったり、分析したりする問題がそれである。

 

3. 対策

資料集があれば、それを見ながら理解に努めてほしい。

経済用語は、歴史や地理、そして政治分野に比べて多少わかりにくい部分があるからである。

またよく言われることだが、新聞記事やニュースを定期的に見るようにして

一般常識力を上げておくことが望ましい。

 

また、時事問題が出題されることも考えられるため、年金や社会保険などの社会保障制度について

調べておくと良いのではないだろうか。

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