2011年9月28日
『青森県 高校入試 国語①漢字・語句・文法 傾向と対策』
◇漢字・語句・文法
1. 出題傾向
前期選抜と後期選抜における出題パターンは以下の通り。
【前期選抜】
第二問 <15点>
漢字の読み問題と書き問題が5問ずつ、合計10問出題される。
また、同音異義語の中から正しいものを選ぶ問題が1問出題される。
合計15問で、1問1点。
第三問 <9点>
原稿を読んで、その文章の構成や表現などについての設問に答える問題。
問題数は例年3問。
【後期選抜】
第一問 <15点>
前期選抜の第二問と同様の出題形式。
合計15問で、1問1点。
第二問 <12点>
前期選抜の第三問とほぼ同様の形式だが、短文の記述問題が含まれる。
出題数は、例年4問程度。
2. 来年度の予想
例年通りの出題傾向になると考えられる。
漢字の読み書き問題と同音異義語の選択問題は、問題数こそ多いが
難易度は易しめで、解きやすいものが多いだろう。
原稿を読んで、その構成や表現についての設問に答える問題では
記述問題も含まれており、難易度は標準レベルだが、差がつきやすい。
3. 対策
普段の学習の中で、漢字の読み書きは、その両方をしっかり対策してほしい。
つまり、読み問題で出題された漢字の「書き」と、書き問題で出題された漢字の「読み」も
必ずチェックしておいてほしいということである。
また、原稿の中の空欄に、20~30字程度の短文を入れる問題も頻出なので
普段から、自分の意見を字数制限内で表現する練習をすると良いだろう。
文章の要約文(100~200字程度)を書く練習が、記述問題対策としては抜群の成果を生む。
是非チャレンジしてみてほしい。