教育プランナーブログ

各都道府県の経験豊富な教育プランナーが最新の教育情報や
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◇説明的・文学的文章読解

1. 出題傾向

【前期選抜】

例年、第一問において放送問題、第五問において説明的文章、

そして第六問において随筆文か小説文が出題されている。

配点は第一問が9点、第五問と第六問がそれぞれ24点である。

設問数は、第一問で3問程度、第五問と第六問でそれぞれ6~7問程度出題される。

第五問と第六問に関しては、20~40字程度の記述問題がそれぞれ2問ずつ程度、

その他に10~15字程度の抜き出し問題が出題されることが多い。

 

【後期選抜】

第三問において随筆文、もしくは小説文が7~8問程度出題されている。

大きな特徴として、本文の内容に関する自分の考えを

55字以上~75字以内で記述する問題が挙げられる。

第四問は、前期選抜の第五問とほぼ同様に、説明的文章が出題されている。

設問数は7~8問程度。

第三問と第四問の配点はそれぞれ32点。

放送問題が出題されていない分、前期選抜よりも配点が高くなっている。

 

 

2. 来年度の予想

例年、ほぼ同様の出題形式、設問数、配点であるため、

来年度入試についても、この傾向は継続するものと思われる。

 

 

3. 対策

配点が大きい分野であるため、じっくり時間をかけて解きたいところだが

試験時間には限りがあるため、ある程度の速読力や正確な読解力が必要である。

しかし、まずは時間を気にせずに、しっかりと内容理解を進め、読解力を磨いてほしい。

そして少しずつ時間制限を設けながら演習を進めていけば良い。

記述問題についても同様で、まずは字数制限を設けずに書く練習をすると良い。

正しい内容について記述することができたら、それを要約し、字数を調整する練習をすれば良い。

 

国語は、勉強してすぐに効果が現れるような教科ではないが、

毎日の積み重ねが着実に実力アップにつながる強化である。

コツコツと努力を継続し、得点力アップに努めてほしい。

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