2012年2月21日
『青森県 中学校入学準備 ~数学でつまずかないために~』
中学校の数学で初めて学習するのは、『正負の数と計算』です。
小学校では出てこなかった『負の数(マイナスの数)』を扱うようになり
計算の幅がグンと広くなりますし、それに伴って難易度も増すようになります。
英語と同じように、新しいことを学ぶときにはスタートダッシュが肝心です。
負の数を含むシンプルな計算※は、中学校入学前に是非とも予習しておきたいところです。
事前に予習しておくと学校の授業が復習代わりとなり、理解度と定着度が上がります。
※ 『5-7』、『(-2)+6』、『(-1)+(-4)』、『3-(-7)』などのレベル
また予習と同等かそれ以上に重要なのが、小学校の総復習です。
特に計算のスピードや正確さ、暗算能力は非常に重要です。
『正負の数と計算』や、その次に学習する『文字式と計算』、『1次方程式』においても
計算能力が、そのまま定期テストの点数に影響してくるからです。
さらに関数分野や図形分野ほど、高い計算能力が必要であるとも言えます。
これまで多くの生徒を見てきましたが、数学が得意な人にはいくつかの特徴があります。
それぞれ学習環境や、得意な単元などは異なりますが、その特徴は共通しています。
以下にその特徴を記載しますので、是非それらを意識して日々の学習に取り組んでください。
【数学が得意な人の特徴】
○ 計算が速い (ある程度の計算は暗算できる)
○ 計算が正確 (ケアレスミスが極端に少ない)
○ 難しい問題ほど、興味を持って解こうとする
○ 図やグラフを活用する (描くのがうまい)
○ 答えの正否よりも、解答のプロセスを重視する