2020年11月13日
高校入試社会③(公民分野)の対策ポイント
皆さん、こんにちは。
高校入試社会も3回目の記事となり、今回は公民の頻出単元についてご紹介したいと思います。
公民は私たちの生活と密接に関わっていて、高校入試だけではなく、私たちが今後安心して豊かな生活を送るための知識が多く含まれています。
そういった意味では、公民は是非得意分野にして欲しい分野と考えています。
【日本国憲法と基本的人権、新しい人権】
基本的人権には平等権、自由権、社会権などがありますが、その中で最も出題頻度が高いのが社会権と言われています。
人間らしく生きるための権利である社会権は私たちの生活と密接に関わっていて、良問が作られやすいという関係があるのだと思います。
またプライバシーの権利や知る権利、環境権や肖像権など、新しい人権についてもチェックしておいてください。
特にSNSによる交流や情報発信が盛んである現代社会において、肖像権の扱いについては是非知っておくべき事柄だと思います。
【企業活動と国際情勢や為替との関係】
中学生にはあまりピンと来ないかもしれませんが、経済活動についても頻出です。
これこそ私たちの生活に最も密接に関わる単元と言えるからです。
日本国内にある大企業の多くは海外にも生産拠点をもっていることが多く、為替レートの変化が企業の利潤追求に大きな影響を与えることは当然知っているべき内容です。
為替や国際情勢の影響によって、企業における海外進出をどう考えるかということをさまざまな観点から考えておくと良いと思います。