2012年7月28日
『福島県 大学受験を制する夏の過ごし方②』
中学受験を考えている小学6年生にとって、夏は非常に重要な意味を持ちます。
入試本番まで5~6ヶ月となる夏の時期は、基礎学力の定着を完了させ、
応用力養成の時期となるからです。
受験問題がすべて応用問題で構成されているわけではありませんが、
合否を分ける1つの要素になることは間違いありません。
特に国語の読解問題、算数の文章題は得意・不得意による点数差が大きく出るため
必ず克服しておきたい単元と言えます。
もちろん、応用問題対策に取りかかる前に、基礎力を完成させる必要があります。
苦手単元を克服し、苦手意識を取り除くことが応用力養成の第一歩なのです。
また問題演習に取り組む際、2~3分考えても答えが出せそうにない場合は
思い切って先に答えを見ても良いと思います。
分からない問題や難しすぎる問題を考えていても脳は活発にならず、
勉強の効率が上がらないということが分かっています。
仮に答えを見たとしても、次に解くときにできれば良いと考えましょう。
大切なのは、効果的に復習し、知識を脳に蓄積することです。
夏休みのまとまった時間を効果的に活用し、実力アップに努めましょう。
夏の頑張りは、半年後、『合格』という形できっと実を結ぶはずです。