2011年9月25日
福島県高校入試 社会①歴史の傾向と対策
福島県の社会の入試問題は、過去5年間、以下の通り出題されています。
大問1…地理(世界)
大問2…地理(日本)
大問3・4…歴史
大問5・6…公民
この中から本日は歴史分野についてみていきます。
1.出題傾向
傾向としては大問4では古代~近世までの文化・政治・経済の流れが出題され、
大問5では近現代の日本と世界の関わりについて問われることが多い様です。
2011年度は、年表や史料などを用いて時代の流れと、基本的な用語の理解を問われました。
記述が必出で、指定された語句を用いて解答させる問題が多く出題されます。
2.来年度の予想
来年度も例年通りの形式・問題数で出題されるでしょう。
基本問題が中心ですが、記述は必出と予想されます。十分な対策をしましょう。
3.対策
歴史は暗記科目と言われますが、単に言葉だけ覚えるのは大変なことです。
また、いざという時に記述式の問題などに対応できなくなります。
年表で時代の流れを確認しながら、重要な出来事や人物、背景を自分なりにまとめていきましょう。
よく歴史の勉強で勧められているのが、ひとつひとつの事柄を線で繋げていく方法です。
ある事象をノートに書いたら、関係のある事を周りに書き出していきます。
そして、さらに関係のある事を書き出して…とどんどん繋げていきます。
一見、乱雑に見えますが、物事の関係性(原因・理由・結果)をまとめるには有効です。
ぜひ試してみてください。