2017年5月16日
岡山県 定期テスト対策のコツ! ~国理社編~
岡山県のみなさん、こんにちは!
家庭教師のトライ岡山校です。
前回に引き続き、定期テスト対策のコツについてご紹介します。
今回は国語と理科と社会です。
<国語>
国語の勉強方法が分からないという方は多いと思います。
この機会にぜひ勉強のポイントを押さえてください!
国語といえば読解問題ですが、
その中でも説明的文章と文学的文章の2タイプがあります。
それぞれ読解のポイントを挙げていきます。
①説明的文章
問題の答え、筆者の主張は必ず文章中に書いてあります。
言葉は違っても、根拠となる文があります。
まずは、段落ごとに要約(最も大事な主張は何かを自分の言葉でまとめる)の練習を
してみましょう。
一気に本文を読み進めるよりは、段落ごとに理解してから読み進める方が、
問題も解きやすくなります。
また、本文中で筆者の主張が明確に表れている文や、その反対意見を述べている文など、
読解のキーポイントになる部分に線を引くと、より分かりやすくなります。
②文学部文章
説明的文章とは異なり、本文中に明確な答えが書き表されているわけではありません。
文学的文章では、よく登場人物の心情を問う問題が出題されますが、
そのときは、その心情を引き起こした行動や発言に線を引いてみましょう。
また、場面や情景が大きく変化する箇所は、人物の心情も変化しやすいことを
知っておきましょう。
読解には想像力が大切になりますが、それだけに頼っていては文意からそれてしまいます。
読解問題を苦手とする人は、コツがつかめていないだけです。ぜひ参考にしてみてください!
<理科>
中学校理化の内容はとても幅広いので、1つの決まった勉強法がありません。
ですが、効率的な学習法はありますのでご紹介します。
①実験を通して学ぶ
授業でも実験や観察を行うと思います。理科では実際に自分の目で確かめることが、
スムーズな理解につながりますので、授業で行う実験はテスト対策の一部だと考えてください。
その実験で何を学んでいるのか、なぜその結果になるのかを確認してみてください。
後の問題演習にきっと役に立ちます。
②重要なキーワード、名称などを覚える
「暗記しましょう」と一言で言ってしまえば終わりなのですが、
眺めているだけで完璧に覚えられる人はそうそういません。
図を描きながら、覚えるべき表をまとめながら、覚えていきましょう。
視覚的に覚えていくというのも1つの手段です。
③問題演習
覚えたことを発揮し、知識を利用して解答していく力を身につけましょう。
解答を参照してもいまいち分からないというときには、ぜひ資料集を活用してください。
細かい部分まで対応できるようになります。
中学校の理科はいかに上手く覚えていけるかがカギです。
授業のペースに沿って、遅れを取らないように勉強を進めていきましょう!
<社会>
最後に社会の勉強法をお伝えします!
学年によって学習内容はバラバラですが、中学校社会は大きく3つの単元に分かれています。
地理・歴史・公民です。では3つの単元の勉強法をそれぞれご紹介します。
①地理
地形図やグラフの読み取りは、苦手に感じる人も多いと思います。
しかし、正確に読み取る力はどの教科にも通じる部分がありますので、
練習を積んで慣れるようにしましょう。
また、世界各地や日本地域の産業や工場を覚えるのも大変です。
覚えるための工夫として、その地域の気候や文化などの特徴をからめて覚えることです。
そうすれば印象づけながら覚えていくことができます!
②歴史
年表には代表的な出来事が示されていますが、それを機械的に暗記しただけでは不十分です。
時代別に勉強すればいいというものでもありません。
歴史は連続していますから、1つの出来事に注目する際も、
なぜその出来事につながったのか、さかのぼって確認することが大切です。
流れをつかみながらストーリーとして勉強していきましょう。
③公民
公民は暗記すべきキーワードが多い分野です。またグラフや表の統計の読み取りも大切です。
政治分野や国際情勢など、なかなか実感が湧きにくい内容もあるかとは思いますが、
公民を勉強する上で、資料集はぜひ活用してほしいと思います。
図を利用して覚えることや、トピックに書かれている内容に目を通すことをオススメします。
普段から新聞やニュースに目を向けることも大切ですから、意識してみてください。
前回と2回に分けて5教科の勉強法についてお伝えして参りました。
勉強法が分からないという方をはじめ成績が伸び悩んでいる方など、
まずは少しでも実践してみてください。
定期テストを活用して、着実に実力アップを狙いましょう!