2011年5月12日
【秋田県 大学受験】 首都圏の大学
秋田県内の各中学校の修学旅行出発日が、今週から来月中旬にかけて集中しています。
行き先は東京都、神奈川県(横浜)、千葉県(ディズニーリゾート)など
首都圏が圧倒的に多いようです。
修学旅行は校外学習の一環で行われる『研修旅行』という位置付けだと思いますが、
最近は自由時間も多く、研修先も班ごとに自由に選ぶことができるなど
『興味があることを楽しみながら学ぶ』という側面が強くなっているように思います。
普段の環境とは全く違う首都圏の都市に数日間、身を置くことで、
『将来は東京の大学に進学して、この街に住んでみたい』と思う生徒もいるかもしれません。
東京都内には国立大学だけでも、東京大学、一橋大学、東京医科歯科大学をはじめ、
東京外国語大学や、お茶の水女子大学など合計12校の大学があります。
私立大学は実に100校以上あり、早稲田大学や慶應義塾大学を筆頭に、
明治大学、中央大学、法政大学など、全国的に有名な大学が多く存在します。
『どの分野に力を入れているのか』や、『教授の研究分野』によって、
同じ学部であっても、学校によって学べる内容が異なるのが大学教育の特徴です。
入試方式や試験科目もさまざまで、かなり複雑であるため、正確な情報を把握しないと
自分にとって不利な条件で受験することにもなりかねません。
私立大学の多くで採用されている入試方式を以下にいくつか挙げますので、是非参考にしてください。
また不明な点があれば、いつでもご相談ください。
【私立大学 入試方式例】
<AO入試>
志望理由書、面接、小論文、グループ活動など、学科試験によらない選抜方法で合否を判定する方式。
一般的に内申点は不問。オープンキャンパスへの参加や、センター試験の受験が必須になるケースも。
<指定校推薦>
大学が各高校に推薦枠を与え、高校側の選考に通った生徒を対象に、面接や小論文を課して合否を判定する方式。
高校と大学の信頼関係の上に成り立っており、高校側の選考を通れば、ほぼ合格となる。
<T日程>
全学部が同じ日に試験を行う。出願は1学部1学科のみ。試験科目は2~3科目が主流。
<A方式>
学部・学科ごとに行われるスタンダードな入試方式。文系は3科目、理系は3~4科目が多い。
<センター利用>
大学入試センター試験の点数で合否判定を行う。
移動等の負担が少ないため、T日程やA方式に比べて合格ランクが上がる傾向。
写真:【東京大学 赤門】