2012年11月10日
秋田県 大学入試 併願校の選び方
大学の併願校を決める事は、高校受験とは比べ物にならないくらい重要です。
大学名や大学の所在地、偏差値や難易度などで決める方もいますが、
それだけで選ぶのは絶対にやめましょう。
「大学卒業」は一生ついて回る肩書きだと言えるかもしれません。
なぜその大学に入ったのか、明確に説明できるようにしておく必要があります。
学びたい学問、師事したい教授、取得したい資格・・・
かならず中身で大学を選ぶようにしましょう。
就きたい職業や、取得したい資格によっては学部が限られてきます。
何を学べるのかや就職先、施設など、あらゆる面から調べるようにしましょう。
例えば、秋田県内にある大学として、
「秋田看護福祉大学」「日本赤十字秋田看護大学」
「ノースアジア大学」「国立秋田大学」の4校があります。
看護を志望する際は、両看護大学の併願で問題ないのですが、
秋田大学の教育文化学部を志望する場合は、他の秋田県内の大学では
学べる内容に違いがありすぎますので、当然、他県へ目を向けて併願校を探すことになります。
その場合の併願校の選び方としては、教育大学か教育学部のある大学となります。
ここで気を付けたいのが、「文学部教育学科」のように一見すると同じように見える学科です
○○学部教育学科や○○学部○○学科教育選考のように他学部にぶら下がる形式の場合、
教職課程が別になっている場合があります。
目的が、「教員になりたい」のか「教育について学びたい」のかを明確にしないと、
教員になりたいのに教職課程が別となっており、途中で挫折してしまい、
卒業したものの教員免許を取得できなかった、という事にもなりかねません。
必ず中身を確認して選ぶようにしましょう。
大学は高校までと違って、自己責任の問われる環境です。
自分に合っているのかしっかりとチェックするようにしましょう。