2012年7月11日
『福島県 高校入試 国語シリーズ(第1回)~文章読解~』
■ 出題傾向
福島県では説明的文章(論説・評論など)と文学的文章(小説など)から1題ずつ出題されます。
小説の読解問題では、漢字の読み、人物の心情を読み取る問題が中心に出題。
論説文の読解問題で、漢字の読み、文法、段落構成、大意、要旨と多岐にわたって
出題される傾向にあります。
40~45字程度の記述式の問題も、それぞれ1~2題ずつ出題されています。
■ 対策
読解問題に慣れることが大切です。
時間に制限があるので、効率よくポイントを見つけていく練習が必要です。
まず設問に目を通してから本文を読みましょう。
英語の読解長文読解と一緒です。
本文を読んでいく間に、設問の答えになりそうな箇所には線を引いていきます。
こうすることで時間が短縮できるので、見直す余裕がでてきます。
よく小説などで心情を読み取るのが苦手という人がいますが、
その場合はまず、今読んでいる文章の主語は誰なのか、
誰のことについて話しているのかを意識しながら読む練習をしましょう。
読解は入試問題で避けて通れませんし、どんな文章が出題されるか分かりません。
本番であせらないように事前にしっかり準備を整えましょう。