2011年7月4日
岡山県 [勉強のコツ ⑦] 高校受験の数学
高校受験の数学も中学受験同様に解法パターンを多く憶えることがポイントです。
高校数学の対策は大きく3つの分野に分かれます。
①『計算』
単純な一行計算から文章問題までありますが、パターン別の演習が効率的です。
まず正の数・負の数と少数・分数の複合計算問題が100%できるようにすること。
そのうえで、文字式、方程式、連立方程式、二次方程式を順番に計算と応用のトレーニングを行ってください。計算力は数学すべてにおいて最重要能力になりますので苦手な生徒は計算に一番時間をかけましょう。
②『関数』
関数は計算の演習を行ったうえで、関数独自の解法パターンのトレーニングを行うと効果的に習得できます。特に難関校を受ける生徒は公式を多く憶え、使うトレーニングを行い応用問題の構成を考える癖をつけていきましょう。
③『図形』
高校入試には比較的発想力を問われる問題が多いですが、定理をきちんと理解し繰り返し練習を行うことで入試レベルの問題はできるようになります。特に「図形の証明」の問題は論理力をトレーニングする上で良い単元問題になりますので特に時間をかけて行いましょう。
高校受験の数学においては夏休み中に3年生1学期までの範囲を完全にマスターし、2学期以降の二次関数・三平方の定理への準備を行うことです。この夏休みがポイントになりますのでしっかり行いましょう。