教育プランナーブログ

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いよいよ、各学校で定期テストの時期です。

みなさんの健闘を祈ります。

    

さて、その定期テストも終わると、いよいよ夏休みです。

今回は受験勉強の際に気をつけて頂きたい点をピックアップし、

夏休みに有効活用していただきたく思います。

第一回目は数学の「計算分野」です。

  

岡山県の入試の数学では、例年単純計算問題が6問程度出題されています。

過去4年間に毎年出題されている計算単元は以下の通りです。

「正負の数」「式の計算」「連立方程式」「平方根」「二次方程式」となっています。

このように、単元も絞れていますし、かつ関数や図形の問題に比べると、

比較的解きやすい分野ですので、確実にマスターしたい単元です。

また、各2点程度の配点があり、計算分野を解けるだけでも12点程度得点出来ます

  

ただし、落とし穴があります。上記、頻出単元ですが、履修学年はこのようになっています。

「正負の数」⇒1年生

「式の計算」⇒1年生

「連立方程式」⇒2年生

「平方根」⇒3年生

「二次方程式」⇒3年生

   

数学はピラミッド型の教科です。

1年次の方程式が分かっていなければ、頻出の2年生で習う、連立方程式が解けません

また、1年次の文字と式の規則性や解き方が分かっていなければ、

3年時の平方根の計算にも結び付けることが困難になります。

つまり、頻出の単元だけの勉強では定着までに至れないということです

   

そこで必要なのは「1、2年生の復習」ということです。

はじめは正負の数からになります。よく「この部分は簡単だから後回し」と置き去りにされがちです。

ただし、この正負の数の問題自体出題されます。

実際の過去問題も -7-(-5)といった、解き方ルールが把握できるかの問題が多いのです。

かつ、ゆくゆくの方程式の土台になり、それは頻出の連立方程式の土台にもなっていきます

  

ぜひ、この夏は「中学1年生からの計算」にも力を注ぎ、侮ることなかれ、徹底的に見直しをしてほしいと考えます。

どこまで戻ればいいのか、どのレベルで実力を確認すればいいかも千差万別です。

お悩みやご不安があればご相談ください。

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