2012年7月4日
岡山県 高校入試 英語シリーズ(第1回)~長文読解~
前回は、高校入試の数学の計算分野のまとめを記載しました。
今回は英語の長文読解についてまとめます。
例年、岡山県の高校入試の英語の問題は長文主流で出題され、
その中に文法の問題や語彙力を問う問題が含まれています。
長文の形式は、
「対話文」「図表を基にした説明文」「内容把握(対話・手紙など)」の分野に分かれます。
それぞれの形式に対策が有りますので、そちらをご紹介いたします。
■「対話文」「図表を基にした説明文」
「問題の前後で解答がどのようになるか予測する力」が求められます。
こういった問題は感情的な要素がないので、何が問われているのか正確に判断しなければなりません。
例えば what kind of sports do you play? 【平成24年入試より】という文があります。
和訳上は「どのようなスポーツをするか」という質問ですので、
スポーツの名称やいつからしていたのかなど解答のパターンを予測する必要があります。
また
A:【 】 did you take this picture?
B: In kyoto.
といった文章では、後半の in kyotoから場所を問う内容と判断でき、
上記空欄をwhere と判断することができます。
このように空欄や設問の前後の文章や単語から、
「何が問われているのか」「どうこたえるのがいいか」判断し、解答していく必要があります。
■内容把握の問題
ここでは上記と違い「感情語の発見と逆接語の発見」が必要です。
例えば、文中にhappyや good time と言った言葉が並んでいればどのような文意を感じますか。
幸せのhappy。有意義な時間のgood time など文章自体が「プラスのイメージ」を持っています。
そんな中「but」などと逆接の言葉が入ると話の内容が変わる可能性があります。
このように断片的ではありますが、内容把握の手段はいくつかあります。
読み方に不安な方は是非、ご相談ください。