2012年7月17日
岡山県 中学受験を制する夏の過ごし方②
みなさん、こんにちは。
前回は岡山県の中学受験についてまとめました。今回はその第二弾。
聞き取り問題に関してまとめます。
前回もご紹介しましたが、中学受験では、
「国語・算数・理科・社会」といった単純な教科ごとの出題よりも
融合問題として出題されるケースが多いです。
また、「聞き取り問題」も、単純な用語を問う問題ではなく、
多くの情報の中から正確に情報が聞き取れているかが問われ、対策が必要です。
【聞き取り問題対策:5W1Hに敏感になる】
聞き取り問題は、会話やスピーチの内容が放送され、問題が設定されます。
つまり、話し言葉の中から情報を集める必要があります。
そこで重要なのは「いつ、どこで、誰が、なぜ、何を、どのように」を聞き取ることです。
活字ならば読み返せば判断がつきますが、
聞き取りとなると1回勝負なので、要点を絞る必要があります。
ただし、その「5W1H」を聞き逃さなければ、用語をつなげ全体像を理解することができます。
例えば、「放課後」「教室」「太郎くん」「日本の良さ」
「留学生に伝えるため」「スピーチ」と聞き取ったとします。
要点から、「太郎君が放課後に留学生に日本の良さを伝えるために、スピーチをした。」
と想定できます。
肝心なのは放送が終わった後にも「ヒント」から「内容」を思い返せるようにすることです。
【聞き取り問題対策:メモの取り方に工夫】
放送問題はほとんど区切りがありません。似たような情報が羅列される場合があります。
例えば過去問題の放送の中で
「近畿地方のパンの消費量は1位が京都府で48kg、2位が滋賀県で47.5kg、
3位が和歌山県で46kgです・・・」などの文章がありました。
ここで全てを丁寧に
「1位:京都府で48kg、2位:滋賀県で47.5kg、3位:和歌山県で46kg」と書いていては
聞き逃してしまうことも考えられます。
こういった場合は、
「1-京都-48」「2-滋賀-47.5」「3-和歌山-46」
のようにまとめておけば、書き取る時間が短縮できます。
聞き取り問題は、日々の慣れと的確な対策が必要です。