2011年2月14日
【秋田県 就職状況】 国際教養大学の強さと人気
全国的な就職状況の悪化が問題になっています。
これは経済状況だけではなく、大学生数の増加や企業側の採用基準の厳格化
そして外国人採用枠の増加など様々な要因によるものだと推測されます。
【参考データ】
○大学数
1992年・・・523校 → 2010年・・・778校
○大学4年生の人数
1992年・・・438,000人 → 2010年・・・541,000人
○大学進学率
1992年・・・26.4% → 2010年・・・50.9%
※1992年は18歳人口がピークの年
このような厳しい就職状況の中、目覚ましい実績を出しているのが国際教養大学です。
1期生が100%、2期生が99%、昨年卒業した3期生が100%と全国屈指の就職内定率を誇っており
就職先も銀行や総合商社を中心に大手企業が目立ちます。
テレビや雑誌などで取り上げられることも増え、全国的な知名度が上昇し
2010年はオープンキャンパスへの参加人数が2009年の倍以上と人気も高まってきています。
『学歴社会』という言葉は、以前と比べると影が薄くなったように思えますが
いまだ就職に大きな影響力を持っています。
しかしそれ以上に、大学受験を通して身に付けた『継続力』や『語学力』
そして学生時代に何かを成し遂げた『経験』や『学生自身の資質』が重要視されています。
自分自身の将来をしっかりと見据え、自分に合った志望校選びができると良いですね。