2011年4月28日
【秋田県 学習方法】 小学校英語のポイント
今年度から、小学5・6年生における『英語必修化』が完全施行されます。
学校によっては2年ほど前から導入しているところもありますが、
今後は全ての学校の小学校5・6年生が週1回、英語の授業を受けることになります。
個人的に、『英語必修化』には賛成ですが、『週1回』という部分には疑問を持っています。
英語必修化における学習目標として、『コミュニケーション能力の素地を養う』とありますが、
週1回程度英語に触れるだけでは、効果が出るとは思えません。
思い切って週2~3回の授業時間を確保して、
楽しく、興味を持って英語に触れられるようなカリキュラムにするのがよいと思います。
中学や高校で学習する『単語』、『熟語』、『文法』に拒絶反応を示すお子さまは多く、
一旦苦手になってしまうと、克服するのにかなりの時間と負担を要するのが『英語』です。
学校の授業以外に、英語に触れる機会を作るのが効果的だと思います。
また、挨拶や日常会話の表現だけでなく、基礎的な文法や単語にも目を向け
英検(児童英検含む)にチャレンジするのも良いでしょう。
世界的なビジネスの場では『英語は話せて当たり前』という世の中になりました。
英語を学ぶことで、将来の選択肢も広がります。
ご家族でも、是非話し合いの場を設けて頂ければと思います。