2011年6月2日
『秋田県 家庭教師の役割』 コーチングに学ぶ
数年前よりコンサルティング会社や外資系企業の間で
コーチングを積極的に取り入れるようになっています。
コーチングとは、人材開発のための技法のひとつで、
「コーチングを受ける人を目標達成に導く人」のことを指します。
一方的に教える(ティーチング)人ではなく、あくまでも導くことに主体を置き、
受ける側のモチベーションを重視し、人が自ら学習し育つような環境を作り出し、
個人を伸ばすことで、自ら問題を解決していけるようになることを目的としています。
このコーチングの基本として「モチベーション」「観察」「適切な課題」「コミュニケーション」「考える力」の5つがあります。
①モチベーション
自ら学び問題を解決するという姿勢を作り出さなければなりませんので、
これがなければ学習効果は上がりません。
②観察
理解の早さ・遅さなどは人によって様々です。
能力を伸ばすためには、皆に同じ課題を与えても結果が違ってくることを
前提としなければなりません。そのためには個人の観察、把握、分析が必要です。
③適切な課題
観察の結果、その人の問題点や身に付けなければならないことなどを見つけ、
現状に沿って難しすぎず、簡単すぎない絶妙な課題を与えることが必要です。
④コミュニケーション
自分だけの主張を一方的に押し付け、テキストなどを読ませるだけでは
コーチングになりません。双方向のやりとりが重要です。
⑤考える力
自ら考え、問題解決をすること。
その力をつけさせることがコーチングの目標です。
まさに家庭教師の大前提とも言えますね。
トライの家庭教師も1対1の利点を活かし、コミュニケーションを大事にしています。
一方的に教えるのではなく、コミュニケーションを取りながら学習を繰り返すことにより、
考える力を付けさせ、つまずきや問題点を解決する力がつくように導いていきます。
「勉強の仕方が分からない」「学習習慣を付けたい」など、どんな悩みでも構いません。
一度ご相談頂ければと思います。
トライの学習プランナーやプロ家庭教師から、適切なアドバイスをさせていただきます。
最期に、イギリスの教育学者、ウィリアム・ウォードの言葉をご紹介します。
平凡な教師は言って聞かせる。
良い教師は説明する。
優秀な教師はやってみせる。
しかし最高の教師は子どもの心に火をつける。