2011年6月23日
『秋田県 学習方法』記憶を引き出す練習をしよう
今回は『出力』についてお話します。
一生懸命覚えても、いざテストと言う時に出てこない。
思い出せない。
焦れば焦るほど思い出せなくなる。
なんてことを経験したことがあるのではないでしょうか。
そんな時は、学習した時の場面を思い出すようにしてみてください。
前回書いたように10歳前後からエピソード記憶が発達していくため、
その時のエピソードと一緒に思い出す事で、学習した内容も一緒に引き出せます。
それでも出てこない時は、一旦次の問題に進み、もう一度場面を思い出してみます。
焦らずに落ち着いて思い出すことがポイントです。
テストの時に焦らないように、普段から記憶を引き出す練習をすることが大切です。
・問題集などを繰り返し解く
・人に教えてみる
・覚えたことを口に出す
・人から聞いたこと、教えてもらったことを、そのまま他の人に教える・話す
記憶を引き出すためには、普段からの繰り返しの練習が必要です。
せっかく覚えても、引き出すことができなければ、身に付いたとは言えません。
入力→記録→出力の繰り返し練習をし、テストなどの場面でスムーズに引き出せるようにしましょう。