2012年10月30日
秋田県 高校入試 平成25年度の動向
秋田県の平成25年度の公立高校入試において、何点か変更点があります。
すでに説明などを受けている方も多いかと思いますが、今一度確認しましょう。
1、後期選抜が廃止されます
これまで「前期選抜」「一般選抜」「後期選抜」の最大3回の受験の機会がありましたが、
「前期選抜」「一般選抜」の2回へ変更となります。
これにより、一般選抜の定員の増加などが見込まれますが、逆に、
一般選抜で失敗したら終わりというプレッシャーを感じることもありそうです。
2、前期選抜に学力試験が導入されます
国語・数学・英語の3教科の学力検査が実施されます
各教科の配点は100点
試験時間は45分です
3、数学の出題形式に変化がありそうです
平成25年度秋田県公立高等学校入学者選抜学力検査問題作成方針において、
数学の配慮事項にて「数や式を的確に処理する力及び基本的な方程式や不等式を用いる力」
と記載されています。
これにより「解答の過程を記述する問題を、段階的に増やしていく」ことを方針として掲げています。
平成25年度入試においては、
① 解答の過程を記述する小問を、平成24年度入試よりも5問程度増やす。
② 解答の過程を記述する時間を確保するため、全体の小問数を
平成24年度入試よりも5問程度減らす。
③ 大問5の選択問題の選択幅を、「Ⅰ(基本)・Ⅱ(標準)・Ⅲ(応用)」の3問から
「Ⅰ(基本)・Ⅱ(標準~応用)」の2問にする。
ことが決まっています。
平成25年度の公立高校入試は、多くの変更点がありますが、来年度以降も
変更がある可能性があります。
現在中学3年生のみなさんのみならず、中1,2年生のみなさんも
注意深く情報を集めるようにしましょう。