教育プランナーブログ

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本日から理科の入試問題の傾向を見てきたいと思います。

まず福島県の入試問題の構成は、大問1では各分野から基礎問題が、

大問2~9までは生物・地学・化学・物理の4分野から2題ずつ実験・観察の問題が出題されます。

この傾向は過去5年間変わっていません。

出題は基礎から応用まで幅広く、知識問題はもちろん、実験の方法の注意、根拠、

結果から何がわかるのか?などを問う記述問題も頻出です。

  

では今回のテーマである物理分野について。

 

1.   出題傾向

大問1は知識問題です。過去の入試問題をみると毎回違う単元から出題されています。

また大問8・9が物理分野の問題で、2011年度は問8では力学台車の実験、

問9では凸レンズの焦点距離と像の見え方の関係について問われました。

グラフの読み取りや、計算力を問われる問題が増えてきている傾向にあります。

  

2.   来年度の予想

基礎問題は正しい答えを選ぶ問題や、穴埋め問題と考えられます。

例年通り大問の8・9は物理分野の実験・観察問題が出題されると予想されます。

  

出題範囲に関しては、昨年度は上記の内容でしたが、これまでは「光と音」「力と圧力」

「電流と回路」とほぼすべての単元から出題されています。

  

全体的にまんべんなく出題されているので、現時点では出題範囲を絞ることは困難ですが、

物理分野は計算問題が多いことも特徴です。公式を使えるようにしておけば得点しやすい分野でもあります。

 

3.   対策

各単元において基礎を確認しておく必要があります。

近年では実験・観察問題は考えさせる問題へと変わってきています。

受験生はそれに応じて練習をしているので記述問題の正答率も上がってきています。

語句の暗記・意味を理解する→言葉で説明できるようにする

⇒物事の関係性を考える、といった順に練習していきましょう。

  

計算問題も複雑ではないので、基本の公式を覚えること、使うタイミングは問題演習でしっかり身につけましょう。

物理は記述問題、計算問題を落とさないようにすることがポイントです。

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