2012年8月10日
『福島県 高校入試 理科シリーズ(第2回)~化学分野~』
今回は化学分野の対策についてです。
■ 出題傾向
出題数は小問で1題、大問で2題の出題です。
実験・観察の問題は順を追って考察していく形式です。
ただし、化学の問題は難易度がそれほど高くはなく、
基礎知識を身につけておけば充分得点できるでしょう。
基本的なことが問われつつ、最後に総合的に考察するという形式が多いようです。
■ 対策
まずは基礎知識の確認です。
物質の性質・判別方法はもちろん、実験の手法、器具の名前、器具の扱い方、
そして理由など細かいところまで押さえる必要があります。
例えば、『液体を加熱するときに沸騰石を入れるのはなぜ?』→『突沸を防ぐため』という具合です。
化学式に苦手意識がある人は図で考えると理解しやすいです。
もちろん、教科書で習う原子記号は覚える必要があります。
溶解度曲線、物質の状態変化のグラフは読めるようにしましょう。
濃度や、溶解度曲線、酸化・還元などで多少計算が出てきますが難易度は高くありません。
単位や小数点第何位まで求めるかに注意しましょう。
計算問題のあたりはパターンも限られるので、しっかり準備をすれば得点源に出来るでしょう。