2011年6月13日
岡山県 [勉強のコツ ②] 高校受験の理科対策
中学校分野の理科は
1分野=化学・物理 2分野=生物・地学 に分かれます。
1年間にこの4つの単元を学習しますので3年間で12単元の学習になります。
≪中学理科の勉強のポイント≫
①中学理科は数学・英語・国語と違い積み上げ型ではなく、独立した単元です。
そのため苦手な単元があれば、そこだけをピンポイントに学習していくことで完成します。
②理科の重要ポイントは教科書の【実験】と【観察】です。
岡山県高校入試もそうですが、基本的に教科書ベースでの出題のため、この【実験】と【観察】が必然的にポイントになります。実験の手順・結果と観察・器具や周辺の必要ワードを憶えていくことがポイントです。
③理科のテストの傾向と対策
【用語問題】【選択問題】:暗記の確認なので一問一答などで反復チェックで対策しましょう。
【文章記述】:実験の結果や原因を問うものが多いため、日ごろから実際に文章を書いてチェックする習慣をつけましょう。
【計算問題】:算数の比の計算、少数・分数の計算、割合ができないと致命的です。その場合はまず算数から復習しましょう。
問題数としては計算問題はそれほどウエイトを占めません。また、各単元の問題もひも解けばシンプル
な計算で対応できますので、丁寧に学習していきましょう。
④難関私立高校を受験する場合は、教科書内容以外に発展的な考察力が必要です。
より広く深い知識が求められます。参考書は高校内容まで補足されているものを選び、早い段階から問題に取り組みましょう。
以上が中学理科のコツです。県立高校受験においては各単元をひとつひとつ学習して習得していくことで点数が見込めます。問題の傾向に対する勉強の仕方を見極めていきましょう。
家庭教師では日ごろから各ポイントを押さえた指導を行うので、受験前に一気にやる必要はありません。本来受験前は苦手科目や、分野の克服と知識の穴埋めをするタイミングです。
理科は日ごろから少しずつ学習を進めておきましょう。