2012年5月12日
岡山県 県立中高一貫校の中学受験
岡山県 中高一貫校の受験ニーズが依然高い状況は皆様ご承知の通りです。
[平成24年度入試の振り返り]
岡山操山 定員120名
受験者数554名 倍率4.62倍
倉敷天城 定員120名
受験者数465名 倍率3.88倍
岡山大安寺 定員120名
受験者数765名 倍率4.78倍
・平成23年度の受験から受験者数を比べると、
操山-119名、天城-70名、大安寺-27名と受験者数は減少している。
・出題傾向として、平成24年度受験から共通問題が出題されています。特に、学校別の問題では
規則性の問題や回転体など論理的な思考を問われる問題が出題されています。
また理科・社会でも現象や事実に対して理由を問われるものが中心になっており、
正確な読解力、想像力、表現力が問われる問題構成になっています。
[平成25年度受験に向けて]
学校ごとの受験レベルは、操山-天城-大安寺の順位は変わりませんが、
学校ごとに求める人材像があり、学校の生徒募集の狙いや、考え方に事前に触れておく
必要があります。説明会はもちろん参加するとともに、高校の進学実績や
実際に出身者から話をきくなど、具体的なイメージを作ることも大切だと思います。
学習の対策として、
①指導要領の変更に伴い増加した学習内容を漏れなく身につけること。
②更に応用させた問題への取り組みを早期から行うこと。
③適正検査の傾向対策は遅くとも6年生の夏前にはとりかかるようにすること。
そのため基礎的な分野の習得はそれまでに取り組むこと。
受験者数は減少しておりますが、依然進学ニーズは高く、進学実績を
各校とも伸ばしていることを考えると、難化の状況は今年度も変わらないと思われます。
特に、岡山操山の入試レベル(内容・進学実績・ニーズ)は目に見えて高まっていますので、
例年よりも早期の対策が必要だと考えています。
家庭教師のトライでは、お子様の目標に向けて、
最短距離での対策が可能です。お気軽にご相談ください。