2012年6月4日
岡山県 夏期講習のかしこい使い方
「夏は受験の天王山」
みなさん、一度は聞いたことのあるフレーズではないでしょうか。
受験生にとって夏休みとは、1,2年生の総復習をする絶好の機会で、
多くの受験生が夏から受験勉強を開始することから
夏は受験の天王山という言葉が生まれたのでしょう。
しかし、夏休みが絶好の機会なのは受験生だけではありません。
受験をしない小中学生、高校生にとっても絶好の機会です。
なぜなら、
授業が止まり、部活や習いごとだけになりますので、自由な時間が増えます。
つまり、総復習のためだけに時間を有効に使うことができるからです。
今回は夏の時間の使い方、夏期講習のかしこい使い方に関して記載をしたいと思います。
【小学生】
◎算数の総まとめが有効
算数は学年が進むにつれて「苦手」になっていくというご相談を良く受けます。
しかし、大抵の場合は、前の学年でつまずいているために今できないことが多いです。
例えば、小学4年生で習う分数の考え方の問題が定着していないとします。
すると小学5年生で習う分数の足し算や引き算も考え方が分からなくなります。
また、面積の求め方が曖昧だと、体積の求め方も想像はできません。
よって、今、悩んでいる単元の前学年の単元をまとめなおすことをおススメします。
【中学生】
◎英語・数学の基礎問題・標準問題の徹底
中学生ならば、主要科目といわれる英語・数学の習得が必要です。
その中でも、基礎や標準問題を確実にしておくことは、テスト対策のみならず、
ゆくゆくの入試対策にもなります。
機会があれば、公立高校の入試問題を見て頂きたいのですが、
奇問難問はほとんど出題されていません。
基本を中心に、その考え方を派生させていく問題がほとんどです。
これを機会に教科書・ワークの基本問題に力を注いでほしいです。
【高校生】
◎模擬試験を積極的に受けよう
高校生となれば、科目も増えるので全てを復習というのは難しいものです。
よって、自分の現状を模擬試験などを活用し知って頂き、
解けなかった問題を集中的に復習してほしいです。
高校生は1から10まで全て復習しようとすると効率が落ち、かえってモチベーションにも影響してきます。
ぜひ、自分の苦手な単元をあぶりだし、集中的に取り組んでほしいと思います。
さて、ここまで各学年に応じて、簡単に夏期講習の使い方に関してまとめました。
夏は天王山といわれるとお話ししましたが、全員が乗り越えられるわけでなく、
その結果は入試や秋の定期テストではっきりと示されます。
しっかりと計画を立て、自分に何が足りていなくて、どの教科を勉強すべきなのかを
あらかじめ見極めることが重要です。
私たちトライの教育プランナーがその役割を担います。
トライでは「英語特訓」や「歴史特訓」「物理・化学特訓」などをご用意いたしております。
また、お子さまの不安な科目に幅広く対応できるオーダーメイドプランをお作りします。
受験生においては受験までの最後の夏、
受験生ではない方も、余裕のある最後の夏かもしれません。
この夏に挽回したいと思われている方、何なりとご相談ください。