2012年6月15日
岡山県 高校入試情報
前回までは定期テストの攻略法を紹介しました。
今回は中学生ならみなさんが必ず通るであろう、高校入試の情報についてです。
岡山県の公立高校の入試には2つの特徴があります。
①各教科45分間のテスト
問題数は各教科20~35問の間で出題され、
他の地区に比べて問題数が極端に少ないというわけでもありません。
しかし、時間数が短いことから、
「解ける問題は増えてきたが解く時間が足りない」
というご相談を頂くこともあります。
この部分は中学1、2年生の方も中学3年生と同様、
定期テストで時間内に問題を解き切るというトレーニングが重要です。
また、受験生の方にとって知識を入れることや問題を多く解くことも大切ですが、
日々の問題演習時にも制限時間を設けて、限られた時間の中で問題を正確に解く訓練は重要です。
②内申点が大きく影響を与える
学科試験は1科目70点満点で合計350点になります。
そこに過去3年分の内申が加算され、合否が決まります。
具体的に、どの高校がどのくらい内申点の配点をしているかは公表されていませんが、
中学3年生の2学期まで内申が反映されたり、
商業・工業系の高校は内申の比重も大きいといわれています。
日々のテスト点数や課題の良しあしもさることながら、提出物の提出率などで内申は変わります。
特に中学1、2年生の方は受験を先のこととは考えず、
日々の定期テスト対策や提出物の徹底などで内申点をしっかり確保しておく必要があります。
受験生の方も、これまでの内申点は変えることができませんが、
残りの定期テストの頑張りや提出物の徹底で今後の内申点にはプラスに働きます。
確かに高校入試では倍率や受験テクニックも気になりますが、
日々の勉強でどれだけ時間を意識して解けるか、内申点にはこだわれているか、
といったことが、最大の受験対策でもあると考えます。
普段の勉強の見直しをしたい方ややり方が分からない方はぜひ、ご相談ください。