2012年7月27日
岡山県 読書感想文 書き方のポイント
梅雨も明け、毎日真夏の日差しが厳しいですが、みなさん頑張っていますか。
ひと夏の頑張りが、今後の学校生活にも大きな影響を与えます。
勉強・部活を精一杯頑張りましょう。
さて、今回は夏休みの課題の一つ、「読書感想文」についてまとめてみます。
参考にしてください。
【読書感想文のポイント:文章中の情景などをイメージする】
読書感想文は、「小説・物語」を読み、自分の中で内容をまとめて書いていくものです。
単純に、内容を要約しただけでは、感想文にはなりません。
「文中のこの言葉に対してこんなイメージを持った」というような想像が必要になります。
加えて、小説や物語ではダイレクトに感情が表現されていないケースもあります。
例えば、「雨が降っている」という表現から、寂しく、心もとない印象を受けるかもしれません。
そうした比喩的な感情描写もありますので、
描写されている情景や風景、天候などから、イメージを膨らませてほしいと思います。
【読書感想文のポイント:自分の意見を持つ】
読書感想文の大きなポイントは、文章を読んでどのように感じたかです。
文章を読むだけでは、感想文にまとめることは大変です。
「この状況で主人公はこう思った、それに対して自分は共感できる/反対だ」
といった意見と、「その理由」が重要です。
例えば、失敗を糧に奮闘する主人公がいた場合、
自分なら同じようにできるかどうか、できないと考える場合はなぜできないのか、
どのようにしたら改善できるのかなどです。
物事を多方面から見る力が重要になってきます。
【読書感想文のポイント:文末の言い回しに注意する】
読書感想文は論文ではないので、「~です・~ます」を禁止はしていませんが、
統一する必要はあります。
読む人が読みやすいように書くのも重要なポイントです。
普段、作文で意識できていない点も、意欲的に取り組むことで習慣にもなります。