教育プランナーブログ

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みなさん、こんにちは。

暑かった夏も、いつの間にか涼しくなり、秋の気配が漂ってきました。

「秋の夜長」とは言いますが、過ごしやすい日々が続いています。

是非、勉強に邁進してみてください。

 

さて、今回の高校入試頻出シリーズ国語の「古文」に焦点を当ててみます。

古文は好き嫌いがはっきりする科目です。ご家庭様からのご相談の際も、

「どのように勉強したらいかが分からない」や「やっても点が取れない」というお声を頂きます。

今回は、「古典の勉強の仕方」を中心にまとめてみます。

 

【古文勉強必勝法:古語単語の覚え方

単語の覚え方には様々な方法があります。「語呂合わせ」「ひたすら書く」etc…

どれも間違いではありませんし、使いやすい参考書も多々出版されていますので、

多くを活用して頂きたいと思います。

ただ、ひとつ、ご紹介したい方法があります。それは「漢字に置き換える」事です。

例えば「ありがたし」といった古語単語を現代語訳しなさいとあれば、どのように訳しますか。

多くの方が「ありがとう」といった和訳をされるのではないでしょうか。

ただし、本当の意味は「滅多にない」という意味になります。

この覚え方としては「ありがたし」を漢字に置き換えることです。

漢字で書くと「有難し」となります。

「有ることが難しい」⇒「多くは無い」⇒「滅多にない」と派生していきます。

漢字を置き換え根本を知ることで、理解も深くなっていくことでしょう。

 

 

【古文勉強必勝法:教科書の古文と現代語和訳をセットで覚える

一番シンプルな勉強法ですが、意外と出来ていない方も多いように感じます。

例えば竹取物語の冒頭。

「今は昔、竹取の翁といふものありけり。野山に交じりて竹を取りつつ、

 よろずのことに使いけり…」

これを現代語訳すると、

「今ではもう昔の話だが、竹取のお爺さんがいたそうです。野山に入って、竹を取りながら

 様々なものに使っていたそうだ」

となります。

ポイントは一言一句、覚えきる事ではなく、要点ごとの繋がりを持つことです。

例えば「今は昔」⇒「今ではもう昔のことだが」「翁」⇒「お爺さん」、

よろず」⇒「様々なこと」といったように繋げていくことが肝心です。

 

ちょっとした工夫やポイントで的確に暗記していきましょう。

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