2013年10月14日
岡山県 中学入試の傾向と対策 ~国語編~
今回も前回に引き続き中学入試の傾向と対策を教科ごとにピックアップしていきたいと思います。
今回ピックアップするのは国語です。
中学入試での国語において重要なポイントは4つあり、
・速読力
・読解力
・発想力
・作文力
になります。
まず速読力についてですが、時間制限があるなかで長文をテンポよく読んでいく必要性があります。
普段学校では初見の文章を読んでのテストを受ける機会が少ないので、
慣れていないと問題に費やせる時間がかなり減ってしまいます。
これは時間制限を設けての過去問の練習とともに、普段から読書の習慣をつけておくとよいでしょう。
読解力は、文章が素早く読めても、内容を把握できなければ意味がありませんので、
どのような内容かきちんと頭の中で理解する力が必要です。
この能力は読書だけでは身に付かないので、
同じく問題を解くことと、普段から読んだ本の要約をしておくとよいでしょう。
発想力は、問題文に対して適切な解答が思いつけるかどうかという能力になります。
読解力もそうですが、中学入試では単純な抜き出し問題や、選択肢問題でなく、
受験者の発想力を問うような問題が多く出るので、どれだけ自分の考えを表現できるかが重要です。
これは問題を多く解いて問題のパターンをより多く覚えるのと共に、第三者に解答を添削してもらうといいでしょう。
最後に作文力ですが、発想をいかに文章にできるかという能力で、
単純な文章力以外にも、漢字や四字熟語や文法などの力も必要になってきます。
特に中学入試では必ずと言ってもいいほど作文問題が出題されるので、
相当書き慣れていないと本番厳しいです。
こちらも完璧な正解がない以上、第三者に添削してもらわないと上達は難しいでしょう。
国語は普段使う言語である分、特別な勉強はしなくてもよいと思われがちですが、
この4つの能力は訓練しなければ身に付かないので、不安がある方は是非ご相談ください。