教育プランナーブログ

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熱い日が続き、すっかり夏模様となってきました。

今年も全国高校野球選手権秋田大会が14日に開幕します。

注目はセンバツ出場大舘鳳鳴高校、昨年優勝の能代商業高校、春の県大会優勝の大曲工業高校でしょうか。

 

夏の代名詞ともなっている高校野球ですが、「野球」という日本語を生み出したのは、大舘鳳鳴高校の前身である大舘中学の校長を1912年に努めた「中馬 庚(ちゅうまん かなえ)」氏です。

 

中馬氏は旧制第一高等中学校(現在の東京大学)で野球選手として活躍していました。

明治26年に卒業する際に、ベースボール部史執筆を依頼され、完成が近づいた翌年にベースボールを「Ball in the field」という言葉を基に「野球」という言葉を生みだしました。

今では一般的に使われるようになった野球という言葉を生みだした功績から、昭和45年には野球殿堂入りを果たしています。

 

レリーフには以下の言葉が刻まれています。

 

「明治27年ベースボールを『野球』と最初に訳した人で、また同30年には野球研究書「野球」を著作。これは単行本で刊行された本邦最初の専門書で、日本野球界の歴史的文献と言われている。一高時代は名二塁手。大学に進むやコーチ・監督として後輩を指導。明治草創時代の学生野球の育ての親といわれた。」

 

 

この大舘鳳鳴高校ですが、野球部の強さだけではなく、進学校としても名を馳せ、2003年にはスーパーサイエンススクールの指定を受けていたり、生徒研究発表会において文部科学大臣奨励賞を受賞したりと、歴史と伝統があるだけでなく、文武両面において実績を残し続けている高校です。

 

 

秋田県が日本野球史の創世記とゆかりのある事に思いを馳せながら、そして今も歴史を刻み続けていることを想いながら、白球を追う高校球児の一生懸命な姿を応援するのもいいですね。

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