2020年8月21日
秋田県 公立高校入試対策~国語④~
今回も秋田県の公立高校入試について、ポイントを紹介していきます。
国語編の第四回目は、作文がテーマです。
令和2年度の秋田県の公立高校入試では、作文の配点は12点でした。
テーマは「外国人に伝えたい日本の魅力」です。
作文には、明確な採点基準があります。
内容・構成・・・5点
表現・叙述・・・4点
表記等・・・3点
内容・構成とは、自分の考えについて、理由に基づいて説得力ある説明ができているかどうか、ということです。
「私は~と思います。」という結論だけでなく、その根拠として自分自身の体験や、本やニュースで知ったこと、学校で学んだこと等も述べる必要があります。
表現・叙述とは、表現方法工夫や、言葉遣いの適切さです。
また表記等の項目として、漢字表記や仮名遣い等もチェックされます。
せっかく内容の素晴らしい文章であったとしても、改行の仕方や句読点抜け、常体と敬体の混同、中学校で学習した漢字をひらがなで表記してしまう等のミスがあると大きく減点されてしまうのです。
作文を成功させるためには日ごろから正しく文章を書く訓練と、これまでの体験や自分の考えをまとめる練習をしておくことが大切です。
出題されるテーマはパターンが限られていますので、いろいろなパターンに備えておきましょう。
次回は秋田県公立高校入試の国語の解き方について解説していきます。