2011年5月22日
長崎県 公立中高一貫校入試 ~適正検査~
長崎県には、現在3校の公立中高一貫校があります。
長崎東・佐世保北・諫早高等学校附属中学の3校です。
去年23年度の入試倍率は、長崎東が3.6倍 佐世保北が3.0倍 諫早が3.8倍でした。
入試形態は各県の教育委員会が定めていますので、検査内容や検査時間、選抜方法などは原則として各校共通です。
中高一貫校の選抜は、調査法・面接・作文・適正検査で行われます。
検査の配点は、適性検査130点、作文70点の併せて200点満点
適性検査は、学校での生活や家庭や身の回りのことなどをテーマとして、学習指導要領に沿った、問題発見・解決能力、思考力、判断力及び表現力等、小学校教育において身につけた総合的な力をみるものです。
私立中学入試のように、小学校の各教科の内容を直接問うものではありません。
身近な教材を用いた課題を自分で考えながら、文章などで表現する問題が中心で、
総合的な学力・問題解決能力を見ることに重点が置かれています。思考力・表現力を育てていく必要があります。
●読書をしましょう。また文章を書くことに慣れ親しむことも大切です。
●調べることを日常化する。
●いろいろと体験する。
日常の経験の中で、思考力・表現力を育てるヒントはたくさんあります。
学力・勉強も当然大切ですが、それ以外の様々な経験をお子さんにさせることも公立中学受験に向けて大切です。